カロリー計算しているのに、全然痩せない。
ちゃんとカロリー計算しても、ダイエットが一向に進んでいる気がしない・・・
こういったお悩みに応えます。
カロリー計算しているのに痩せない時にすべきこと
カロリー計算しても痩せない!という人は、「食べ物の重さを計る」で解決できます。
一旦カロリー計算をやめて、重さを測ってみましょう。
本記事の信頼性
この記事を書いている僕はトレーナー歴7年。
自分自身も35kgダイエットした経験があり、ダイエットに悩んでいる方へのアドバイスを得意としています。
カロリー計算しても痩せない理由
なぜカロリー計算で痩せなかったのでしょうか?
それは正確なカロリー計算というのは、とっても難しいからです。
その証拠に、アメリカで行われた研究で「ヒトは自分の食べた量を過小評価しがち」という面白い実験結果があります。
大手ファストフード店に行って、食事が終わったばかりの人をつかまえ、
「あなたが注文したものは何カロリーあったと思いますか?」
と尋ね、同時に、トレイに残っているパッケージや包装紙から注文した品を調べました。
そして、注文したメニューのエネルギー量と本人が答えたエネルギー量を比べたところ・・・
- 推定されたエネルギー量:平均値533kcal
- 本当のエネルギー量:平均値784kcal
なんとほとんどの人は、自分の食べたものを3割以上も少なく考えていたのです。
出典元:佐々木敏の栄養データはこう読む!
その他、フィンランドや日本でも同じような実験がされていて、どれも1〜2割ほど少なく記憶していたようです。
カロリー計算が合っていても痩せないケースも
僕のお客さんでも、
「カロリー計算上、痩せるはずなのに、なぜか痩せない・・・」
とお悩みの方がいました。
計算し直してみると、カロリー計算はちゃんと合っていて、正確でした。
でも痩せなかった。
なぜか?
その原因は、重さが曖昧だったことでした。
カロリーは正確に調べられない
例えば、「お茶碗1杯のご飯(160g)」は、およそ260kcalです。
もう一つ例を挙げると、「クロワッサン1個(40g)」はおよそ180kcal。
ただし、これらは一般的な重さであって、食べたものと同じとは限りません。
茶碗のサイズ次第では、お米は120gにも200gにもなり得ます。
たまたま買ったクロワッサンが40gならいいですが、60gだったら?
いくらカロリーを調べても、意味がないですよね。
実際、そのお客さんはご自分の食べたお米の量などを測っていませんでした。
重さは正義
その点、重さはには間違いがありません。
100gのお米は100gです。
- 100gで痩せなかったら90g
- 90gでも痩せなかったら80g
と、減らしていいけば、必ずどこかで体重が減るポイントが見つかります。
まとめ
カロリー計算をしても痩せない人がすべきことは「食べたものの重さを測ること」です。
全ての食べ物を測れとは言いませんが、せめてお米やパンなど毎日食べるものは、重さを測ってみてはいかがでしょうか?
あなたのダイエットの参考になれば幸いです。
それでは!