お菓子大好き!だけどダイエット中ってやっぱりNG・・・?
どうしても我慢できない!なんでお菓子ってやめられないの!?
こういった方の悩みに答えます。
本記事の信頼性
この記事を書いている僕はトレーナー歴9年。


自分自身も35kgダイエットした経験があり、ダイエットに悩んでいる方へのアドバイスを得意としています。
この記事でわかること
- お菓子を我慢する効果的な方法6つ
- 食べるべきでないお菓子の種類
- お菓子の代わりになるおやつ
- なぜ糖質に依存してしまうか?
「なんでお菓子だけはやめられないのか?」
が理解でき『ちゃんと食べながらダイエット』ができるようになるはずです。
ぜひ最後までお付き合いください。
お菓子を我慢するために効果的な方法6つ
実際にお客さんのダイエットサポートをしてきた経験から、
「これは効果がある!」
と感じた方法を6つ紹介させていただきます。
①お菓子の代替品を用意する
一つ目は、お菓子の代わりを用意する方法です。
お菓子をやめたものの「なんか物足りない・・・」と感じている人にオススメ。
また「手持ち無沙汰でつい食べちゃう」という理由でお菓子を食べている人にも効果的です。
オススメの代替品は
- アーモンド
- 小魚
- するめ
- ビーフジャーキー
- ゆで卵
など。
- 高たんぱく質
- 低糖質
- よく噛める
この3つの要素があるものを選びましょう。
コンビニやスーパーのおつまみコーナーに置いてある商品は優秀な代用品が多いので、一度覗いてみてください。
(※塩分の取りすぎには注意)

②お菓子の種類を変える
「おつまみ系じゃなくて甘い系が食べたいんだ!」
という人は、甘いものの中でも種類を変えてみましょう。
お菓子好きの方からは
「チョコがどーしてもやめられないんです」
といった声をよく聞きます。
チョコレートがやめられないのは栄養素に原因があります。
チョコレート=カカオというイメージかもしれませんが、実際はほとんどが糖質+脂質です。
油の入ったお菓子は依存しやすい
人間の舌というのは、油を摂取した時に「美味しい!!」「もっと欲しい!!」と感じるように出来ています。
だからチョコとかビスケットは依存しやすいんですね。
- ドラッグ
- 砂糖
- 出汁(だし)
こういったものも同じような反応が起きるようです。
どれも依存性が強いですよね。
そして残念ながらこの反応は「本能」なので、逆らうことはすごく難しいです。
なのでお菓子をゼロにするのではなく、脂質の少ないお菓子に変えてみましょう。
脂質の少ないお菓子5選
- わらび餅
- 大福
- 焼きせんべい
- ゼリー
- 和菓子
これらのお菓子は脂質が少なめです。
チョコレートや洋菓子を食べていた場合、ますは和菓子など脂質の少ないものに変えることから始めてみましょう。
③1日3回、ご飯をしっかり食べる
朝・昼・晩の食事をしっかりとることも、お菓子を我慢するためには効果的です。
「お菓子でお腹一杯になったから、今日はゴハンいらない」
これは良くないですね。
百歩譲って、3食しっかり食べてもまだお腹が空いていたらお菓子を食べてもいいかもしれません。(太りますが)
食事で満足感を得られれば、本来お菓子は必要ないはずです。
まずはお腹いっぱい、朝・昼・晩とご飯を食べてみましょう。
「家族や好きな人と食べる」
というのも、心の満足度が上がるのでオススメです。
④よく噛んで食べる
やることは地味ですが、よく噛んで食べるだけでもお菓子を抑制する効果はあります。
人は咀嚼(そしゃく)を増やすと、満腹中枢が刺激されて「お腹いっぱい」と感じやすいです。
加えて食事誘発性熱産生という「食事によるエネルギー消費」も増えます。
それに噛む回数が増えて食事の時間が長くなると、ペプチドYYというホルモンが満腹中枢にちゃんと働くようになります。
参考:よく噛んで食べるとGLP-1とPYY(ペプチドYY)の分泌が亢進する
ちなみに僕は昔すごく早食いで、飲むように白米を食べていた時期がありました。
でもダイエットを始めて、よく噛んで食べざるを得ない状況を作るために、白米を玄米に変えました。
すると明らかに食べる量が減りました。
「よく噛んで食べる」を意識することに加えて、”噛まないと食べれない食材選び”もおすすめです。
⑤甘い飲み物を控える
お菓子より見逃されがちですが、甘い飲み物は要注意です。
血糖値が急激に上がってしまうことで、食べ過ぎや過食に繋がります。
具体的には
- フルーツジュース
- スムージー
- カフェオレ(砂糖入り)
- アイスコーヒー(ガムシロップ入り)
- スポーツドリンク
- 清涼飲料水
こういったものには注意しましょう。
血糖値が急激に上がると良くない理由は、「血糖値スパイクが起きてしまうから」と言われています。
これについてはシンクヘルスブログさんがとってもわかりやすく解説してくださっています。
参考:食後に注意!血糖値スパイクとは?原因と予防を初心者でもわかるよう解説
血糖値スパイク(食後高血糖)のデメリット
- 動脈硬化
- 認知症
- がん細胞の増殖
など、重大疾患のリスクが高まる可能性があります。
そしてもう1つのリスクは「依存性」です。
前述しましたが、砂糖や油にはドラッグ並みの快感を感じるパワーがあります。
これは血糖値スパイクに関係していて、脳からアドレナリンや興奮作用のあるホルモンを分泌します。
糖質を食べる→急上昇→急降下→「糖質が欲しい!」→糖質を食べる→急上昇→急降下→「糖質が欲しい!」
この繰り返しが糖質依存を生みます。
液体は食物繊維が少なく血糖値の上昇スピードが速いので、固形物より糖質依存につながる可能性が高いです。
- サラダ
- 目玉焼き
- 食パン
- ご飯
- お味噌汁
朝ごはんはスムージーやジュースで済ませるのではなく、よく噛める、固形の朝ごはんを食べましょう。
⑥腹式呼吸を10回やってみる
腹式呼吸を行うだけでも、お菓子の食べ過ぎ予防が期待できます。
筋肉と呼吸、感情というのは密接に関係していて、横隔膜や腹横筋などの呼吸に関わる筋肉を動かすことは、自律神経(興奮したりリラックスしたりをコントロールする神経)の安定につながります。
腹式呼吸のやり方
1、仰向けに寝た状態で、両手をお腹の上に置く
2、鼻から息を吸って、口から吐く
3、吐くときに手でお腹を押さえ、お腹を凹ませる
4、吸うときに、手を押し返すようにお腹を膨らませる
この1〜4をゆっくり10回ほど繰り返してみてください。
僕自身、ダイエット中はストレスがたまって、イライラすることも多かったです。
特に仕事で極度の緊張やストレスを感じた日は、
「今日は頑張ったし、パァーッとやるか!」
という気持ちで、好きなものを好きなだけ食べたりしてました。
- お米3合
- ココイチのカレー800g
- 回転寿司30皿
- チャーハン大盛り+唐揚げラーメン
こんな感じ。
明らかに自律神経が乱れていますね。笑
そんな時には「腹式呼吸」していました。
「10回腹式呼吸したら、思うままに食べる!」
と決めて、10回はなんとかクリアするのです。
すると不思議なことに、段々と気持ちが落ち着いてきます。
「ふぅ。家に帰るまではなんとか我慢できそうだ…!」
くらいには正気に戻ります。
あとは家に帰って、プロテイン飲んでお風呂に入ればもう大丈夫でした。
「腹式呼吸して、それでもまだ食べたいなら食べてもOK」
みたいなルールを設けてもいいと思います。
騙されたと思ってやってみてください。
ちなみに寝不足も「お菓子食べたい欲」を刺激するので、睡眠も超重要です。

まとめ
お菓子を我慢するためには
- お菓子の代替品を用意しておく
- お菓子の種類を変える
- 3食をしっかり食べる
- よく噛んで食べる
- お菓子よりも甘い飲み物を控える
- 腹式呼吸を10回
これらが効果的です。
お菓子を我慢するのは簡単ではないと思います。
職場で「これみんなで食べて〜」と、毎日のように誰かがお菓子を持ってきたりしますもんね。
そんな中、自分だけ食べないってのも難しいです。
今日紹介した方法を実践して、糖質依存、お菓子依存から抜け出しつつ、うまくお菓子と付き合っていきましょう。
お役に立てれば嬉しいです。
それではまた!